家畜の暑熱対策について


 

近年、夏場の猛暑が続いており、今年も暑熱による家畜への影響が懸念されます。

特に鶏は汗腺を持たないため、体温調節が非常に難しい家畜です。

そのため他の畜種以上に暑熱時の管理が重要です。下記の対策例を参考に、被害が発生しないよう心がけましょう。


〜ブロイラーの暑熱対策〜

鶏は汗腺を持たないため、暑さに対する体温調節が非常に難しい家畜です。

特にブロイラーは閉鎖的な環境で飼養されることから、ほかの家畜以上に暑熱時の管理が重要です。

                                                                        

体重(kg)

一羽あたりの面積(u)

1.4

1.8

2.3

2.7

3.2

0.06

0.07

0.09

0.12

0.16


    @畜舎の屋根への散水等により、
     畜舎内温度の低下に努める。
A 換気扇、扇風機などにより畜舎内の換気を促し、
 鶏の体熱放散
を助ける。
B できるだけ新鮮で冷たい水が自由に飲めるようにする。
  
(10℃〜13℃の水を好みます)
C適正な飼養密度管理を行う。(右表参照)
〜その他の家畜の暑熱対策〜
(1)舎飼家畜
@畜舎内温度に注意し、換気・通風を行う。
A換気扇・扇風機・ポリダクト等の送風器具を使って家畜の体感温度の低下に努める。
B畜舎内外に散水・放水を行う。
C良質の飼料、主要なミネラルを与え、健康な状態を維持する。
D 新鮮な水を常に十分に飲水できるようにする。
E パドック等には日よけを設ける
F密飼いを避ける。
G行動をよく監視し、異常畜の早期発見・早期治療に努める。         
(2)放牧家畜
@日中放牧するときは、日陰林のある牧区を使うか、できるだけ涼しい時間帯に行うようにする。
A新鮮な水を常に十分に飲水できるようにする。
B併給飼料、主要なミネラルを与え健康な状態を維持する。                      
C行動をよく監視し、異常畜の早期発見・早期治療に努める。