撮影 小野 吉彦
種別 重要文化財  文久2年(1862)に建てられたと言われていますが、棟札がないため確実な年代は不明となっています。ただ建築技法等から江戸時代末期の建物であろうと推定されています。間口17間(30.120メートル)、奥行9間(16.368メートル)の直ご屋で、総面積150坪の、岩手県内では最大規模の民家です。屋根は寄せ棟造の茅葺で、上手に座敷、下手を土間とし、土間の中にまやを設けています。座敷は、したざしき、なかざしき、おくざしきと3室あり、次の列には、なんど、じょうい、更に3列目は、表にだいどころ、裏にはしりを設けています。
 だいどころ、はしり、なんどの間に、ものおき、へやなどの小部屋が3室あり、このはしり、ものおき、へやの上を2階としています。朴舘家の由来や歴史については資料がないため不明ですが、大正頃までは山林500町歩、田畑20町歩もある大名主であったといわれ、常時10人前後の人が働き、付近には数軒の名子屋敷も存在したということです。したがってこの民家も岩手県北地方を代表する大型民家ですが、特に大家族制に対応した特徴ある民家といわれています。
ふりがな きゅうほおのきだてけじゅうたく
名称 旧朴舘家住宅
数量 1
所在地 小鳥谷字朴舘
指定年月日 H23.11.29
《国指定文化財》

                        戻る