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種類 天然記念物  実相寺のイチョウは、樹齢270年、樹高約25メートル、根元周囲約3,9メートルで、イチョウとしては巨木でもありませんが、雄木でありながら小枝の一部に雌花がつき、毎年ブドウ房状の実を結ぶイチョウとして国の天然記念物となっています。
 もともとイチョウは、古生代の石炭紀(2億年前)の頃から世界中に繁茂していた植物で、日本では、中生代の地層(1億5千万年前)から化石が多く発見され、その種類もいろいろあります。それが長い年月を経てしだいに絶滅しかかったのですが、東アジアの一角に生き残っていたものが、人間によって栽植され現在まで続いている貴重な植物だと言われています。
 イチョウにも雄木と雌木の区別がありますが、雄花は1本の軸におしべが房状につき春に花粉を出します。風によってその花粉は数十qの遠方にも達すると言われており、だから近くに雄木がなくても雌花は受粉し、実を結びます。現在では雌木が少ない事から実をとるためにつぎ木している人もいますが、実相寺のイチョウはつぎ木しなくても雄木の一部に実が着く珍しい木です。
ふりがな じっそうじのいちょう
名称 実相寺のイチョウ
数量
所在地 一戸字大沢
指定年月日 S13.12.14
《国指定文化財》