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勢至菩薩 阿弥陀如来 観音菩薩
種類 有形文化財  金田一家の阿弥陀堂の本尊として祀られていた仏像ですが、阿弥陀堂が朽ちてしまったので現在は金田一家の中にあります。中央が阿弥陀如来で、右側に観音菩薩、左側に勢至菩薩がそれぞれ脇侍としてついています。この三尊は記銘のある仏像で、背面に製作者、製作月日が墨で書かれています。それによると慶長6年(1601)、甲斐国(今の山梨県)の全正坊という和尚が、各地を回っている時に金葛に立ち寄り、道永入道他女10人、男4人の助力により製作したということです。もともと金葛は、巡見使や御山詣りの通り道にあり、古くから諸国を行脚する旅人の宿となっていたものと思われます。
 県北地方にも浄法寺町の天台寺をはじめ古い仏像は数多くありますが、金田一家のこの仏像のように製作した年号や製作者を記録したものはほとんどなく、記銘ある仏像として県北地方で最も古い仏像となっています。また当時一般庶民にどのようにして仏教を広めたのかを知る上でも貴重な資料となっています。阿弥陀如来像、像高63.7p、勢至菩薩像、像高56p、観音菩薩像、像高59.5p
ふりがな もくぞうあみださんぞんりゅうぞう
名称 木造阿弥陀三尊立像
数量
所在地 月舘字金葛
指定年月日 S59.12.25
≪町指定文化財≫