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種類 有形文化財  西方寺毘沙門堂は、平安時代の初め、大同2年(807)に坂上田村麻呂が建立、本尊の毘沙門天は慈覚大師が作ったとの伝説を持つ古寺です。もともと西方寺は茂谷山の中腹にあり、34のお堂があり、そのちの一つが毘沙門堂だったといわれています。
 現在のお堂は、江戸時代の初め、寛文3年(1663)に信者の助力によって建立されており、そのときの棟札や鰐口、絵馬などものこされています。特に堂内にはりめぐらされている絵馬は、江戸時代の物だけで70枚以上を数え、県北地方では、最大の絵馬堂となっています。 建物は、桁行3間、梁間3間に1間の向拝が付き、四方に縁がめぐり、さらに高欄(てすり)を回しています。内部は、内陣と外陣にわけられており、内陣の中央に漆絵の扉をもつ厨子(仏さまを安置する場所)がおかれ、その中に三体の仏像を安置しています。屋根は、安政2年(1855)に葺きかえられ、近年トタン屋根にかえられています。
 このお堂は、岩手県北地方の現存する建物としては、浄法寺の天台寺観音につぐ古い建物として知られ、しかも地方性豊かな建物として貴重だといわれています。
ふりがな さいほうじびしょもんどうほんどう
名称 西方寺毘沙門堂本堂
数量 1
所在地 西法寺字西法寺
指定年月日 H3.3.29
《県指定文化財》