水生生物による河川水質調査
調査の目的
私たち人間のまわりにある天気や自然のように、川の中の生き物にとって「水」とは環境そのものです。そのため、水の変化を非常に敏感に感じ取り、生きています。
水生生物による河川の水質調査とは、川に住む、肉眼で確認することのできるさまざまな生き物を調べ、その結果からおおまかな川の水質を判定する調査です。
この調査を通じ、水質保全・環境保全の意識を高めることを目的としています。
川の水質
川の水質はおおきく4つに分けられます。
水質階級 | 主な水生生物 |
水質階級1:上流域の渓流環境 | ウズムシ、カワゲラ、ヒラタカゲロウなど |
水質階級2:中流域の環境 | ヒラタドロムシ、カワニナ、ゲンジボタルなど |
水質階級3:河口域の環境 | ヒル、ミズカマキリ、タニシなど |
水質階級4:大変よごれた水 | エラミミズ、チョウバエ、アメリカザリガニなど |
ちなみに…
令和元年度は、馬淵川(一戸小学校、一戸南小学校)で水質階級1でした。
水質調査を実施するには
場所:大きな川や小さな渓流までさまざまな場所で調査できます
時期:おおむね6月から9月
対象:小学校から子供会、一般の団体まで参加できます
申し込み:町民課生活環境係
環境アドバイザーの出前講座
岩手県では環境アドバイザーを派遣し、講義や実地調査指導などの支援を行っています。
派遣にかかる謝金及び旅費は無料です。
原則として調査実施の2週間前までに、講師派遣申請書をいわて環境学習交流センターに提出してください。(申請書は以下のHPでダウンロードできます)
いわて環境学習交流センター(外部リンク)
この記事に関するお問い合わせ先
総務部 町民課 生活環境係
〒028-5311
岩手県二戸郡一戸町高善寺字大川鉢24番地9
電話番号:0195-33-4858
メールでのお問い合わせはこちら
更新日:2022年06月08日