水生生物による河川水質調査

更新日:2022年06月08日

調査の目的

私たち人間のまわりにある天気や自然のように、川の中の生き物にとって「水」とは環境そのものです。そのため、水の変化を非常に敏感に感じ取り、生きています。

水生生物による河川の水質調査とは、川に住む、肉眼で確認することのできるさまざまな生き物を調べ、その結果からおおまかな川の水質を判定する調査です。

この調査を通じ、水質保全・環境保全の意識を高めることを目的としています。

川の水質

川の水質はおおきく4つに分けられます。

水質判定基準

水質階級 主な水生生物
水質階級1:上流域の渓流環境 ウズムシ、カワゲラ、ヒラタカゲロウなど
水質階級2:中流域の環境 ヒラタドロムシ、カワニナ、ゲンジボタルなど
水質階級3:河口域の環境 ヒル、ミズカマキリ、タニシなど
水質階級4:大変よごれた水 エラミミズ、チョウバエ、アメリカザリガニなど

ちなみに…

令和元年度は、馬淵川(一戸小学校、一戸南小学校)で水質階級1でした。

水質調査を実施するには

場所:大きな川や小さな渓流までさまざまな場所で調査できます

時期:おおむね6月から9月

対象:小学校から子供会、一般の団体まで参加できます

申し込み:町民課生活環境係

環境アドバイザーの出前講座

岩手県では環境アドバイザーを派遣し、講義や実地調査指導などの支援を行っています。

派遣にかかる謝金及び旅費は無料です。

原則として調査実施の2週間前までに、講師派遣申請書をいわて環境学習交流センターに提出してください。(申請書は以下のHPでダウンロードできます)
いわて環境学習交流センター(外部リンク)

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 町民課 生活環境係

〒028-5311
岩手県二戸郡一戸町高善寺字大川鉢24番地9
電話番号:0195-33-4858
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