町長メッセージ:未来を見据え着実に(広報いちのへ 令和6年1月号より)

更新日:2024年01月12日

新年おめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。町民の皆さまにおかれましては、ご健勝で新年をお迎えいたしましたことを心よりお慶び申し上げるとともに、本年が良い年になるようご祈念申し上げます。

昨年は、コロナ禍の収束により日常をようやく取り戻すことができましたが、燃料価格や物価の高騰は収まらず、さらに夏にはこれまでにない猛暑に見舞われるなど、厳しい状況もございました。その一方で、当町出身の西舘勇陽投手が読売巨人軍にドラフト1位で入団するという大変嬉しい出来事もあり、今後の活躍を大いに期待したいと思います。

町では、昨年末に『一戸町地球温暖化対策実行計画【区域施策編】』を策定したところであり、“持続可能なカーボンマイナスのまちいちのへ”を目指した施策展開に今年から本格着手します。2030年、さらにはその先の未来に向けて、温室効果ガスの排出削減のみならず、森林の持続的活用による二酸化炭素の吸収や、エネルギーの地産地消による循環型の地域経済の構築にも取り組み、地方創生を実現しましょう。町民の皆さまにも主体的な参画をお願い申し上げます。

また、4月からは御所野縄文公園が町の直営となります。世界遺産である御所野遺跡を守り育てる取り組みを持続可能なものにするため、学術研究や遺跡保全を着実に進めながら、内外から大勢の方々にお越しいただける御所野、さらに町民の皆さまにとっても身近で親しみやすい、より活用しやすい御所野を目指してまいります。

道の駅整備では、土砂災害警戒区域の指定がない土地を新たな候補地としましたが、国との一体型整備の実現に取り組んでまいります。

この他、子育て支援、教育、健康・福祉、移住・定住、農業や商工観光業の振興、若者・女性の活躍支援、産業・暮らし・行政のデジタル化、防災など、様々な分野で施策を展開します。馬淵川の河川改修事業も、国や県と連携し、着実に進めてまいります。

本年においても、多くのご意見を丁寧に伺いながら、皆さまとともに町政を進めていきたいと存じますので、ご指導ご鞭撻のほどお願いを申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

政策企画部 政策企画課

〒028-5311
岩手県二戸郡一戸町高善寺字大川鉢24番地9
電話番号:0195-33-4851
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