町長メッセージ：『いちのへ縄文里山クラブ』が設立（広報いちのへ 令和6年5月号より）

更新日：2024年05月10日

御所野遺跡では、これまで『自然と歴史の会』、『御所野遺跡を支える会』、『発掘友の会』の3つのボランティア団体がありましたが、今年3月末をもって、その長きにわたる活動を終えられました。言うまでもなく、御所野遺跡の世界遺産登録は、これらのボランティア団体の活動なしでは、到底成し得なかったものです。これまでの活動に心から感謝します。

そして、4月13日に御所野遺跡をはじめ町内の文化財を学びながら多くの人にその価値を伝えることを目的に、新たなボランティア団体『いちのへ縄文里山クラブ』が設立されました。4月20日には恒例の『御所野縄文公園・春のクリーンデー』で、約170人の参加者と一緒に清掃で汗を流し、いちのへ縄文里山クラブの活動をスタートしました。会員の皆さまには、これまで活動を続けてこられた団体の思いを受け継いでいただき、より多くの方々が文化財に関わり、活動の輪がどんどん広がっていくことを期待しています。

また、農業に従事される町民の皆さまにおかれましては、今年の作業の安全と豊作を願いながら準備を進めておられると思いますが、機械操作における安全確認だけでなく、近年は気候変動や野生鳥獣から作物とわが身を守ることも重要になっています。

私も農業を営む一人です。笑って1年を振り返ることができるよう共に頑張りましょう。

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