町長メッセージ：世界遺産登録3周年、さらなる活用を（広報いちのへ令和6年7月号より）

4月から、町直営とした御所野縄文公園では、関係団体や住民から広く意見を取り入れるため、新たに運営協議会を設置しました。6月12日には第1回協議会を開催し、出席した12人の委員から情報発信や住民との関わりについてなど活発な意見交換をしていただき感謝申し上げます。

町の公園施設として、若年層をはじめ幅広い年代に利用していただきたいと考えていますので、今回の協議会の意見をもとに利用促進を図ってまいります。

さて、御所野遺跡を含む『北海道・北東北の縄文遺跡群』は、令和6年7月27日に世界遺産登録3周年を迎えます。当日は、阿部昭典千葉大学教授による記念講演会を行うほか、縄文女子トークや縄文ダンスなどステージイベントを予定していますので、ぜひ足をお運びください。

昨年8月に縄文遺跡群世界遺産本部が実施した来訪者アンケートによると、御所野遺跡に訪れた人の6割強が県外、3割が県内他市町村からという結果でした。町外の方にとって御所野縄文公園が一戸町を訪れるきっかけの一つになっているようです。

訪れた方に一戸町の魅力を広く知っていただき、地域経済の活性化につながるよう、産業・観光分野での世界遺産活用も進めていきたいと考えております。活用のアイデアをお持ちでしたらお気軽に担当課までご相談ください。

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