ニホンカモシカを見かけたら
ニホンカモシカについて
特別天然記念物ニホンカモシカは、ウシ科の草食動物で日本の固有種です。
一般的な成獣は、頭からお尻までの長さ130センチメートル、肩までの高さ75センチメートルほどの大きさで、体重は30から40キログラムほどです。オス・メスともに12から15センチメートルくらいの角があります。
性格は比較的おとなしく、人に危害を加えることはほとんどありません。しかし、身の危険を感じたり、興奮した場合には暴れることがありますのでむやみに近づかないでください。
見かけた場合の対応
生きている場合
近づかず見守ってください。
そっとしておくと、山に帰っていきます。
その際、逃げ道をふさがないようにしてください。特に正面に立つのは危険です。
こどものカモシカを見つけた場合
はぐれたように見えても、かならず近くに親がいます。隠れていた親が威嚇してくる場合もありますので、近づかないでください。
また、人間のにおいが一度ついてしまうと自然に帰れなくなってしまいます。けっして触れないようにお願いします。
動かない場合
あまり動かずうずくまって周囲を見ている場合があります。しばらく静かに様子を見てください。
もし、ケガや病気で衰弱して動けない場合は、教育委員会へご連絡ください。
夜間、土日祝日は、すぐに対応できない場合があります。
死亡している場合
教育委員会へご連絡ください。
死因を確認しますので、交通の妨げになっている場合等を除き、できるだけ動かさないようにしてください。
夜間、土日祝日は、すぐに対応できない場合があります。
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 世界遺産課 文化財係
〒028-5311
岩手県二戸郡一戸町岩舘字御所野2
電話番号:0195-32-2652
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更新日:2021年03月15日