旧朴舘家住宅

更新日:2021年08月03日

旧朴舘家住宅

撮影:小野吉彦

《国指定重要文化財》

ふりがな:きゅうほおのきだてけじゅうたく

名称:旧朴舘家住宅

数量:主屋1、土蔵1

所在地:小鳥谷字朴舘

指定年月日:平成23年11月29日

「旧朴舘家住宅」は、桁行16間5尺(29.9メートル)、梁間9間(16.4メートル)、面積約150坪の岩手県内では最大規模の民家です。

住宅を建てた朴舘家は、江戸時代中頃に二戸市浄法寺漆沢から移り住んだことが分かっています。昭和初期までは山林750町歩、田畑12町歩を所有する大地主として、地域の人々とその生業や信仰、年中行事をともにし、主屋や庭は行事の場として地区の中心的な役割を担ってきました。

朴舘家の生業については不明な点もありますが、時代により林業、農業、漆蝋生産、牛馬生産、木炭業、養蚕などが行われ、常時10人前後を雇っていました。

「旧朴舘家住宅」はこのような豪農の典型的な住宅と言われています。屋根は茅葺きの寄棟造りで、柱の一部にスギ、ケヤキを用いてますが、大半はクリで、巨大な差物にはマツを使用しています。

内部には居住の場と馬屋があり、牛や馬を常時10頭ほど飼っていたそうです。岩手県内では同じような構成の「曲がり屋」が有名ですが、屈曲部を持たず上から見ると直方形に見えることから「直ご屋(すごや)」と呼ばれます。

 

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