浄化槽とは

更新日:2020年03月16日

浄化槽の種類

浄化槽には、単独処理浄化槽と合併処理浄化槽の2種類があります。現在は、単独処理浄化槽を新規に設置することができません。そのため、町では合併処理浄化槽のみの設置を行っています。

単独処理浄化槽と合併処理浄化槽の違いは以下のとおりです。

単独処理浄化槽

し尿(トイレからの汚水)のみを処理する浄化槽。

合併処理浄化槽

し尿と生活雑排水(風呂、台所などから汚水)を併せて処理する浄化槽。

合併処理浄化槽の処理能力はBOD除去率90%以上・処理水質はBOD20ミリグラム/グラム以下で、公共下水道や農業集落排水処理施設などと同程度の処理能力です。

生活排水の1人1日当たりのBOD負荷量は40グラム(し尿13グラム+生活雑排水27グラム)で、合併浄化槽のBOD除去率は90%以上ですので、BOD負荷量を10分の1以下に減少させることができます。

合併処理浄化槽のしくみは下図のとおりです。

浄化槽の仕組みの図

生活排水の処理形態によるBOD排出量の違い

BOD(生物化学的酸素要求量)の図 (注)BODとは? 「生物化学的酸素要求量」といわれるもので、水中で主に有機物質 が微生物の働きで分解されるときに消費される酸素量のことで、ミリグラム/グラム で表し、数値が大きいほど汚濁物質も多いことになります。これに水量(グラム/日)を乗じたものを、BOD量・BOD負荷量(グラム/日)といいます。。

浄化槽の設置について

浄化槽は、短期間・省スペースで設置できます。

浄化槽本体の現地での設置作業は約2週間ほどで完了し、また、乗用車1台分のスペースがあれば設置できます。

この記事に関するお問い合わせ先

建設部 上下水道課 下水道係

〒028-5311
岩手県二戸郡一戸町高善寺字大川鉢24番地9
電話番号:0195-33-4852
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