ディスポーザの使用について

更新日:2020年03月16日

ディスポーザとは

ディスポーザとは、野菜くずや魚の骨などの台所の生ごみを砕いて、水といっしょに下水道に流しこむ機械です(下図参照)。
生ごみを減らしシンクを衛生的に保てるため、アメリカなどでは導入が進んでいます。

しかしながら、ディスポーザの使用についてはいくつか問題が発生します。

ディスポーザとは

ディスポーザの使用による問題

ディスポーザの使用については以下の問題が発生します。

  • 処理施設に多くの負担がかかり、放流水質が悪くなる
  • 下水管内の堆積物がたまり、詰まりやすくなる
  • 下水管内に堆積した生ごみが腐食し、悪臭が発生する
  • 硫化水素ガス等の発生により、下水道管の劣化や維持管理作業の危険性が増える

以上のように、下水道施設などに悪い影響を及ぼすことから、一戸町ではディスポーザ単体での使用を禁止しています。

なお、浄化槽のついた「ディスポーザ排水処理システム」については、あらかじめ申請していただくことにより使用を認めています。 

ディスポーザ排水処理システムとは

ディスポーザで粉砕した生ごみを含む排水を、排水処理装置で生ごみと排水とに区別して下水道に流すもので、環境へ与える負荷が増大しないようにした製品です。

設置できる機器は以下のとおりです。

  1. 国土交通大臣(旧建設大臣)が認定したもの
  2. 社団法人日本下水道協会が作成した「下水道のためのディスポーザ排水処理システム性能基準(案)」の中で適合評価を受けたもの

また、生ごみ減量化処理機としての機能を有する場合は、設置事業費補助制度が適用されている場合がありますので、ご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ先

建設部 上下水道課 下水道係

〒028-5311
岩手県二戸郡一戸町高善寺字大川鉢24番地9
電話番号:0195-33-4852
​​​​​​​メールでのお問い合わせはこちら