北岩手循環共生圏について

更新日:2020年06月24日

北岩手循環共生圏とは

一戸町を含む岩手県北地域に位置する9自治体(久慈市、二戸市、葛巻町、普代村、軽米町、野田村、九戸村、洋野町、一戸町)は、2019年2月に横浜市と「再生可能エネルギーに関する連携協定」を締結しました。この協定をもとに地域資源・人材・資金を循環させた対策を講じて新たな地域振興と活性化を図ろうと、2020年2月に「北岩手循環共生圏」の結成を宣言し、地域内外の様々なステークホルダーとの連携・循環を生み出す取組を始めています。

横浜市への再生可能エネルギーの供給をきっかけとして、北岩手産の農林水産物の都市部への流通や、観光客の誘致など、様々な面での連携の可能性も探り始めています。

北岩手の再生可能エネルギーをきっかけとした域内連携および広域連携によって、「森里川海」から得られる自然資源のみならず、大都市の「人材・情報・技術・資金」といった経済的資源の交流や循環を活発化させ、「地域循環共生圏」実現のための「都市と農産漁村」、「大都市と地方都市」連携モデルの形成を目指しています。

北岩手循環共生圏結成式の様子

ZERO CARBON KITAIWATE

再生可能エネルギーについては、莫大な再エネポテンシャルを武器に、「ZERO CARBON KITAIWATE」(2020年2月宣言)の達成に向けて地域内の再エネ使用比率を高めるとともに、「Zero Carbon Yokohama」に寄与すべく都市部への再生可能エネルギー供給の本格化も目指していく予定です。2020年4月現在、横浜市内の個人・事業者に対し、一戸町の木質バイオマス発電由来の電力の供給が始まっています。

環境白書に掲載されました

令和2年度環境白書(71ページ)に「北岩手循環共生圏による食・エネルギー・人の域内・広域の連携と循環の実現(岩手県北地域9市町村)」として事例掲載されました。

下記リンク環境省のホームページよりダウンロードしてください。

この記事に関するお問い合わせ先

政策企画部 政策企画課

〒028-5311
岩手県二戸郡一戸町高善寺字大川鉢24番地9
電話番号:0195-33-4851
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