一戸の山伏神楽
高屋敷神楽
中山神楽
《県指定無形民俗文化財》
ふりがな:いちのへのやまぶしかぐら
名称:一戸の山伏神楽
保持団体:高屋敷神楽保存会、中山神楽保存会
所在地:小鳥谷字高屋敷、中山
指定年月日:平成24年11月13日
一戸町は山伏神楽の中心地です。いつから一戸で神楽が行われていたのか詳しいことは分かりませんが、かつて上女鹿沢や楢山、田中、向町などの山伏によって神楽が主催されていました。
神楽は山伏の大切な仕事の一つでしたが、江戸時代の終わり頃になると多くの山伏の力は衰えはじめ、神楽の一座を率いることができなくなってしまったようです。山伏は周辺の村人に神楽を教え、一般の人たちによって行われるようになりました。
上女鹿沢の「三明(さんみょう)院(いん)」も神楽を主催する力がなくなり、三明院にほど近い高屋敷の村人に伝えられたと考えられています。これが高屋敷の始まりです。三明院発祥の神楽は更に小繋や駒木、野中、仁昌寺、中村、中山など周辺の村々に広められました。
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更新日:2020年04月07日