根反鹿踊り

更新日:2020年04月07日

根反鹿踊り

《県指定無形民俗文化財》

ふりがな:ねそりししおどり

名称:根反鹿踊り

数量:1

所在地:根反字野崎

指定年月日:平成8年9月3日

根反鹿踊りの由来は定かではありませんが、言い伝えによると、八幡太郎義家が加賀の白山の麓で鹿の角に松明をつけ敵に攻め入り勝利を収めたので、鹿の功績を称えてその遊び戯れる様子を踊りにし、それを後に加賀の山伏が根反に伝え、根反城主根反弥左衛門が村人に奨励し広めたのが根反鹿踊りの始まりといわれています。

一戸町の鹿踊りは根反のものだけになってしまいましたが、大正時代末までは鳥越と楢山にもあり、八坂神社の祭礼での鹿踊りの奉納は根反と鳥越、楢山が3年交代でおこなう習わしだったようです。

ほとんど大きな集落には郷土芸能団体があった時代、大正14年(1925年)に呑香稲荷神社(現二戸市)で開催された二戸・三戸・九戸三郡の郷土芸能大会で根反鹿踊りは見事一等賞を獲得しており、100年近く前からすでに高く評価されていました。

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