西方寺毘沙門堂本堂
《県指定有形文化財》
ふりがな:さいほうじびししゃもんどうほんどう
名称:西方寺毘沙門堂本堂
数量:1
所在地:西法寺字西法寺16番地1
指定年月日:平成3年3月29日
毘沙門堂は、大同2年(807年)に坂上田村麻呂によって創建され、貞観年間(859年から875年)に慈覚大師が本尊毘沙門天像を作って安置したと伝えられ、もともとは茂谷山の中腹に34のお堂を構えていた福寿山西方寺のお堂の一つだったとされています。
現存する建物は、江戸時代の初め、寛文3年(1663年)に再建されたもので、そのときの棟札も残されています。棟札を記した桂泉了純という者は、二戸市浄法寺にある天台寺の関係者と考えられます。
このお堂は、岩手県北地方に現存する建物としては、天台寺に次ぐ古い建物として知られ、しかも地方色豊かな建物として貴重だということで、岩手県有形文化財に指定されています。
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更新日:2021年10月08日