世界遺産“御所野遺跡”

更新日:2023年03月17日

一戸町岩舘字御所野に所在する御所野遺跡は、「北海道・北東北の縄文遺跡群」構成資産の一つとして、令和3年7月27日、世界遺産に登録されました。

御所野遺跡

西側上空から見た御所野遺跡

北海道・北東北の縄文遺跡群とは

概要

「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、紀元前13000年頃から紀元前400年頃にかけて、10000年以上にわたって農耕文化へと移行することなく、採集・漁労・狩猟を基板とした定住の開始から発展、成熟に至るまでの過程と、そこで育まれた聖地で複雑な精神文化を具体的に示す希有な遺産です。

農耕を伴わない定住は、世界的に見ても極めてまれで、東アジアにおける先史時代の人類がどのように生きてきたかを示す貴重な証拠となっています。

縄文遺跡群構成資産

縄文遺跡群の位置図

赤丸は構成資産。青丸は関連資産。

定住発展期後半の拠点集落“御所野遺跡”

縄文遺跡群を校正する17の遺産は、定住の開始から発展、成熟と大きく3つのステージに区分され、そのうち御所野遺跡は定住の発展期後半(紀元前3000年頃から紀元前2000年頃まで)に、内陸の河川付近につくられた拠点集落に位置づけられます。

遺跡は一級河川馬淵川沿いの東西に延びた大地の上にあります。配石遺構を伴う墓域と祭祀場である盛土遺構を中心に、その周囲に竪穴建物跡が配置され、当時の集落構造をうかがい知ることができます。

盛土遺構からは、大量の土器や石器とともに、焼けた動物の骨や堅果類、土偶などのまつりの道具が出土し、火を用いた祭祀・儀礼が繰り返し行われたことを示しています。

中央の配石遺構

お墓を中心としたムラづくり

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