蒔前遺跡出土品
鼻曲り土面
縄文土器
《国指定文化財》
ふりがな:まくまえいせきしゅつどひん
名称:蒔前遺跡出土品
数量:253点
所在地:御所野縄文博物館
指定年月日:平成6年6月28日
蒔前遺跡から出土した遺物のうち、重要文化財に指定されたものはいずれも一戸町で所有している土器158点、土製品20点、石器54点、石製品20点、大珠1点の合計253点です。いずれも縄文時代晩期の東北地方の亀ヶ岡文化を代表する遺物で、きわめて豊富な内容です。
土器は、深鉢形土器や注口土器、皿形土器などがあり、いずれも精巧に作られ美的に優れたものが多いことが特徴です。土製品は、土面、土偶、亀形土製品の3種類があります。なかでも「鼻曲り土面」は、蒔前遺跡を代表する遺物であり、縄文文化を代表する遺物としても広く知られています。このほか、日常的な生活道具として使用された石器や、儀礼などに用いられた道具と考えられる石製品があります。
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更新日:2020年03月16日