女鹿神楽

女鹿神楽
《町指定無形民俗文化財》
ふりがな:めがかぐら
名称:女鹿神楽
数量:1
所在地:女鹿地区
指定年月日:令和元年7月25日
江戸時代に女鹿地区が遠野南部家の領地であったことから、遠野の神楽が伝えられたという説もあります。しかし、少なくても現在の女鹿神楽は、遠野の神楽とは芸能を異にしています。女鹿神楽は上女鹿沢の「三明院」(山伏)を発祥とする高屋敷神楽など周辺の神楽ととてもよく似ています。そのため、女鹿神楽の源流も三明院の神楽にあると考えられています。かつて女鹿地区は三明院の霞(山伏の支配地域・縄張)でした。
山伏は地域の社などに付随する行事なども執り行い、地域住民の生活と深く結びついていました。
女鹿に神楽がいつからあったか定かではありませんが、江戸時代後期には、近隣の集落に神楽が伝承されているため、女鹿神楽も存在していたのではないかと思われます。
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更新日:2020年04月30日