観音堂のフジ

更新日:2020年10月29日

観音堂のフジ

中央が観音堂のフジ、左手に藤島のフジが見えます。

《町指定天然記念物》

ふりがな:かんのんどうのふじ

名称:観音堂のフジ

数量:2

所在地:小鳥谷字仁昌寺

指定年月日:平成4年3月25日

小鳥谷地区の文化財と言えば毎年5月から6月にかけて多くの花房に彩られる国指定天然記念物「藤島のフジ」がよく知られていますが、その北隣にも2株の大きな藤が生育しています。

南株は高さ18メートル、目通り幹周囲90センチメートル、北株は高さ13メートル、目通り幹周囲70センチメール、どちらも樹齢100年以上と推定されています。この2株は「藤島のフジ」の種子が発芽、成長したものと考えられ、住宅地の近くでこれほどの大きさになるのは珍しいことから「観音堂のフジ」として平成4年(1992年)3月25日に町指定天然記念物に指定されました。

今ではこの二つのフジを地域の宝として、藤島のフジを守る会を始めとする地域の方々が中心になって大切に守り育てています。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 世界遺産課 文化財係

〒028-5311
岩手県二戸郡一戸町岩舘字御所野2
電話番号:0195-32-2652
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